MESSAGE社長挨拶
『未来の金融フロンティア』を共に拓いていこう
東京短資は、日本の短期金融市場の中核を担う存在として、110年以上にわたり成長を続けてきました。私たちは金融市場の進化とともに変革を重ね、さらなる発展を目指しています。
当社は短期金融市場における資金仲介業務からスタートしましたが、その後、日本の金融市場の発展やお客様の多様化するニーズに対応し、外国為替市場、債券市場、デリバティブ市場などへ事業領域を拡大してきました。その結果、東京短資グループは短期の円資金関連商品のほぼ全てをカバーする存在へと成長しています。
当社の強みは、多様なグループ会社を擁し、幅広い金融サービスを展開していることです。私たちは「常に新たなフロンティアに挑戦すること」「グローバルな視野を持つこと」というコンセプトを貫き、新たな金融ビジネスの創造に取り組んでいます。
現在、当社が特に注力しているのが、デジタル技術の活用と国際展開の強化です。FinTechの進化に伴い、電子ブローキングシステムのさらなる高度化を推進し、日本国債取引の電子プラットフォーム提供を拡充しています。また、IT企業と連携した合弁会社も設立し、ブロックチェーン技術を活用した金融仲介ビジネスを展開しています。
グローバル市場においても、世界最大級のインターディーラーブローカーとの資本提携を活かし、国際的な事業展開を加速。複数の合弁会社を通じて、多様な金融サービスを提供し、国際金融市場の発展に貢献しています。
こうした挑戦を支えるのが、高度な調査分析力です。グループ内のリサーチ会社では、著名エコノミストによる市場分析や情報発信を強化し、質の高いデータを提供することで、より戦略的な金融サービスを実現しています。
現在、金融業界は「金利のある世界」へと移行し、新たな局面を迎えています。当社はその変化を機会と捉え、総合力を活かしてさらなるチャレンジを続けます。
また、東京短資では若手社員が早い段階から活躍できる環境を整えています。金融市場の仲介業務のみならず、FinTech、国際業務提携、リサーチなど多様なフィールドで、入社間もない社員が最前線で経験を積み、成長する機会を提供しています。
私たちは、日本の金融市場の中核を支え、次世代の金融ビジネスを切り拓く人材を求めています。共に新たなフロンティアへ挑戦し、未来を創造する若い力を歓迎します。
